イベントプロシージャーの作成
ブックを開いたときや、保存したとき、セルの変更をしたときなどに処理を起こしたい場合は、イベントプロシージャーを使用します。イベントプロシージャーは自動で定められた形式で作成されます。
今回は、その作成方法を紹介します。
・ワークシートに対するプロシージャーは赤枠のsheetモジュールの中 ・ワークブックに対するプロシージャーは緑枠のThisWorkbookモジュールの中 にそれぞれ対象の中に作成していきます。
●Worksheet
●Workbook
それぞれ対象のオブジェクトを選択リストの中から選択します。
対象のオブジェクトを選択してから、オブジェクトリストの右隣にあるリストから作成したいイベントプロシージャーを選択します。
例としてワークブックを開いた時に処理を実行できる「open」を選択すると、赤枠のイベントプロシージャー自動的に生成されます。
●ワークシートの主なイベント
イベント | 説明 |
Activate | ワークシートがアクティブになったとき |
BeforeDoubleClick | ワークシート内でダブルクリックしたとき |
BeforeRightClick | ワークシート内で右クリックしたとき |
Calculate | ワークシートが再計算されたとき |
Change | ワークシートのセルに変更が加えられたとき |
Deactivate | ワークシートが非アクティブになったとき |
SelectionChange | ワークシート内の選択範囲が変更されたとき |
●ワークブックの主なイベント
イベント | 説明 |
Activate | ブックがアクティブになったとき |
BeforeClose | ブックが閉じられるとき |
BeforePrint | ブックを印刷しようとしたとき |
BeforeSave | ブックを保存しようとしたとき |
Deactivate | ブックが非アクティブになったとき |
NewSheet | ブックにワークシートが追加されたとき |
Open | ブックが開かれたとき |
SheetActivate | ブック内のワークシートがアクティブになったとき |
SheetBeforeDoubleClick | ブック内のワークシート内でダブルクリックしたとき |
SheetBeforeRightClick | ブック内のワークシート内で右クリックしたとき |
SheetCalculate | ブック内のワークシートで再計算されたとき |
SheetChange | ブック内のワークシートのセルが変更されたとき |
中級編 | ブックを開いた時に処理を実行 |
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